noteってどんなサービス?アフィリエイトにnoteは使えるの?
- noteとブログは何が違うの?
- noteで稼ぐことはできるの?
- noteでアフィリエイトはできるの?
このような悩みに対し、本記事ではnoteとブログの違いはnoteで収益化できるのかをご紹介します。
この記事の執筆者
私がブログ運営で学んだ知識を記事にしています!ぜひブログ運営の参考にしてみてください!
\本サイトで利用しているWordPressテーマ/
- これからブログで広告収入を得ようとしている人
- noteでアフィリエイトをしようとしている人
- noteと他のブログサービスと迷っている人
noteとはどんなサービスか
noteは、端的に言うとコンテンツを販売することができる情報発信プラットフォームです。
コンテンツを販売することができる点は、他の情報発信プラットフォーム(SNSやブログなど)にはないnote独自の特徴です。
さらにnoteは、他のプラットフォームとは違い様々なタイプのコンテンツを投稿することができます。
noteでできること
noteは様々なコンテンツを投稿することができます。
投稿できるコンテンツは以下の5種類
- テキスト
- 画像
- つぶやき
- 音声
- 動画
テキスト
ブログの記事投稿と同様のテキスト(文章)を投稿できます。
文章が書けるだけでなく、ブログ同様に外部リンクのプレビュー化や、画像埋め込みなど基本的な機能は一通り揃っています。
また、エディタ(投稿画面)は非常にシンプルで、表示されるプレビュー状態で直接文章を書くことができます。
画像
画像の投稿では、ファイルサイズ10MB以内の画像(JPEG,PNG)を一度に30枚まで投稿できます。
▼イメージしやすいように投稿してみました。
ビジネス書から学んだ「稼いでる人の考え方」記事のサムネイル集
つぶやき
つぶやきでは、文章140文字+ファイルサイズ10MB以内の画像(JPEG,PNG)を投稿できます。
Twitterと似ていますが、noteでは画像1枚のみ利用できます。
▼イメージしやすいように投稿してみました。
音声
音声の投稿では、ファイルサイズ最大50MBの音声(MP3,ACC)を投稿できます。
動画
動画の投稿では、YoutubeまたはVimeoのURL貼り付けによって投稿することができます。
noteのメリット・デメリット
noteのメリットは以下の2点です。
- コンテンツを販売できる
- SNSとブログのいいとこ取り
noteのデメリットは以下の4点です。
- デザイン面で他クリエイターとの差別化が難しい
- note単体の集客力は弱い
- アフィリエイトができない
- note投稿コンテンツの資産性が低い
noteのメリット①:コンテンツを販売できる
noteは記事・画像記事・音声記事を有料で販売することができます。
自身の投稿コンテンツを直接ユーザーに販売するという特徴は、他のサービスには見られないnoteの大きな特徴です。
販売方法は、投稿時の公開設定で無料/有料(100~10,000円)を設定するだけで、その記事が購入されたら売上が発生します。
※有料プランにすることで、価格の上限を50,000まで上げることができます。
また、noteには単一記事の有料販売だけでなく、有料マガジン・定期購読・サークル・クリエイターサポート(投げ銭)と収益化する仕組みが多様に用意されています。
noteのメリット②:SNSとブログのいいとこ取り
noteはSNSの気軽さとファン獲得化と、ブログのコンテンツの質という特徴を併せ持っています。
noteはアカウント開設からコンテンツの投稿まで、非常にシンプルかつ簡単でSNSのように投稿のハードルが低いです。
また、投稿にはお気に入りを意味する「スキ」機能や、クリエイターズサポート、サークルなどで読者とクリエイターが繋がることができファンの構築ができます。
さらにnoteは、テキスト/画像/つぶやき/音声/動画とコンテンツも多種多様なため、SNSでは投稿しきれない質と量のコンテンツを投稿することができます。
文章で言えばTwitterは140文字ですが、noteであればつぶやきなら同じ140文字、テキストなら上限を気にせず書くことができます。
InstagramやTwitterでは画像の上限枚数が少ないですが、noteでは画像投稿で30枚まで添付できるため漫画のような利用もされています。
これらの特徴は、1つ1つの記事がSNSにはできない凝った質の高いコンテンツを訴求できるnoteのメリットと言えます。
noteデメリット①:デザイン面で他クリエイターとの差別化が難しい
noteのクリエイターページは、基本的にヘッダー画像とアイコンでしかデザイン面での差別化ができません。
もしブログをイメージしてnoteに取り組むと、作り込みという観点ではあまりできることがないので注意が必要です。
クリエイターズページとは、ブログで言うトップページを指します。
クリエイターのプロフィールと、クリエイターの投稿した記事が一覧表示されます。
noteデメリット②:note単体の集客力は弱い
noteで収益化を目指す場合、note単体での集客は難しいです。
noteはコンテンツの質やブログのような特性から、TwitterやInstagramなどのSNSに比べユーザー数が少ないです。
そのためnoteだけでフォロワー数を増やし、アカウントをブランディング化していくことは難しいです。
またブログのように、SEOからの検索経路も考えられますが、まだまだ普通のブログに比べると弱いです。
それはユーザーの悩み解決を目的とするSEOに対し、noteはクリエイターの日記的なコンテンツも多様に存在するため、SEOとマッチしないことが考えられます。
もしnoteでの収益化を目指すのであれば、「note×◯◯」のように集客を担う他のサービスとの連携を検討しましょう。
noteデメリット③:アフィリエイトができない
noteでは基本的にAmazonアソシエイトでしかアフィリエイトをすることができません。
ガイドラインに明示的にアフィリエイトが禁止されているわけではありませんが、アフィリエイトリンクを含んだ記事を投稿しようとすると、エラーが表示され投稿することができません。
基本的にnoteで収益化を目指す場合は、コンテンツの有料販売でのみ可能と捉えましょう。
noteデメリット④:note投稿コンテンツの資産性が低い
noteで投稿したコンテンツはクリエイター自身の資産性としては低いです。
クリエイターが投稿したコンテンツは、あくまでnote上での作品となるため所有権はnoteにあります。
つまり、もしnoteがあなたのアカウントや投稿が不適切と判断した場合、急にアカウントが停止される可能性があります。
noteでの有料記事が主な収入源としていた場合、急にアカウントが停止・急に収入が0となってしまうことは致命的です。
そのためnoteの規約をよく理解し、ガイドラインに則ったコンテンツ作りが必要です。
noteとブログの違い
noteとブログの違いは以下の点にあります。
項目 | note | ブログ |
---|---|---|
開始のハードル | ◎ | △ |
ファンの獲得性 | ◎ | △ |
デザイン性 | △ | ◎ |
集客力 | ◯ | ◎ |
収益性 | ◯ | ◎ |
資産性 | × | ◎ |
開始のハードル
noteはSNSと同じように、アカウント登録したらすぐ投稿を始めることができます。
デザイン面も、プロフィールアイコンとヘッダー画像のみなので、デザインに時間を取られることなくコンテンツの投稿に力注ぐことができます。
一方で、ブログは記事を書き始めるまでに様々な設定や準備が必要です。
収益化を目指す上で必須のWordPressでブログを構築するのか、ブログサービスを使うのかで必要な作業は変わってきますが、noteに比べると開始するまでのステップが多いです。
ファンの獲得性
noteはSNSと同様にお気に入りを意味する「スキ」機能や、サークル、クリエイターズサポート機能があります。
これらの機能はクリエイターと読者を繋げるため、読者をファン化しやすいです。
一方でブログの読者は、基本的に筆者ではなく情報にのみ価値を見出します。
そのため、ブログでファンを獲得するためにはSNSとの連携や、他媒体での情報発信が必要となります。
デザイン性
noteで、他者のクリエイターズページと差別化するために設定できる機能は、プロフィールアイコンとヘッダー画像のみです。
一方でブログは、基本的に全てのデザインや配置を変更することができます。
また全てを変更できると言っても、デザインのテンプレートとなるテーマを利用することで、簡単にお洒落な自分だけのデザインを作ることができます。
集客力
noteでの主な集客方法は、SNSやnote内のコミュニティです。
一方でブログは、SNSなどの外部連携に加え、メインとなるのはSEOです。
何かを調べるときのツールはいまだにインターネット検索がトップシェアを誇っているので、SEOからの流入を狙う頃ができるか否かは集客力の大きな差となります。
収益性
noteでの収益方法の主な手段は有料コンテンツの販売です。
有料コンテンツ自体は自身で価格を設定できますが、大半のコンテンツが数百円で販売されています。
また、コンテンツの購入者は基本的にクリエイターのファンになります。
一方でブログの場合、主な収益方法はアフィリエイトです。
アフィリエイトの報酬価格も様々ですが、noteとの大きな違いは購入者の母数です。
SEOにより世界中から購入の可能性があるユーザーを獲得できる可能性を秘めているため、収益性を考える上ではブログの方が一歩リードしています。
資産性
noteの場合、そのコンテンツの著作権はクリエイター自身が所有していますが、アカウントはnoteの所有物です。
そのためnote運営から、規約違反とされたアカウントは即アカウント停止になるため、コンテンツも消滅してしまう可能性があります。
一方でブログは、サーバーから自分で調達し基盤自体から用意するため、コンテンツとそのブログの所有物は筆者自身にあります。
noteはこんな人におすすめ
noteをおすすめしたい人を紹介します。
既に高い知名度を持っているならnote
インフルエンサーや著名人など、既に高い知名度を持っている人はnoteの利用をおすすめします。
noteはその仕組み上、note単体で集客することは難しいです。
そのため、SNSと連携して集客することでフォロワーを増やし収益化を目指す人が大半です。
既に知名度がある人、もしくはSNSとnoteを併用して行きたい人にはnoteをおすすめします。
販売できるコンテンツを作れるならnote
noteはコンテンツが多種多様かつ、有料コンテンツの販売ができます。
既存のサービスや商品を紹介するブログとは違い、自身で売れるもの世の中に貢献できるものを作ることはハードルの高い世界です。
しかし逆に、物作りは得意だけど売り方がわからないであったり、得る方法がなかった人にとってはチャンスです。
noteを使って自身の知識や能力を世に発信して、ブランド化、収益化を目指しましょう。
実際に、画像投稿で漫画連載をしているクリエイターや、テキストの投稿から書籍出版に至ったクリエイターもいます。
人に売れる価値のあるコンテンツを作れる人はnoteを活用してみましょう。
ブログはこんな人におすすめ
ブログをおすすめしたい人を紹介します。
自己発信の基盤を持っていないならブログ
ブログは自身で「自己発信の基盤」を作ることができるツールです。
ブログはサーバーの調達から、ドメインの設定と作成するためにいくつかの作業が必要ですが、基盤自体が自身の所有物となるため資産性が高いです。
またnoteとは違い、ブログ単体の運営で集客を大きく生み出すことができます。
そのため、これから自分のブランディング化や自己の発信の場を作りたいと考えている人は、ブログ作成をおすすめします。
もちろんnote同様に、SNSと一緒に育てていくことで、流入経路を増やすことも可能です。SNSが得意という方にもおすすめしたいです。
安定的な収益を目指すならブログ
ブログは資産性の高い「自己発信の基盤」です。
そのためブログは自身の所有物であり、安易にブログが消えてしまうなどのことはないため、SNSやnoteのように急に停止されてしまうことはありません。
また安定を求める上で、重要なのがフロー型の情報基盤かストック型の情報基盤かです。
SNSは最新の投稿が流れ、過去の投稿に遡り閲覧されることはあまりありません。つまり、情報が流れていくフロー型の情報基盤です。
一方ブログは、ブログ内に価値のある情報を貯めていき、インターネットで検索されたキーワードに応じて閲覧されるストック型の情報基盤です。
これらの違いは情報の流行り廃りが違うため、得られる収入が毎日の投稿作業が必要な労働収入であるか、ある程度の手離れができる権利収入化の違いがあります。
継続的な収入を目指す上では、ストック型の収益モデルが圧倒的に優れているのでブログによる収益化をおすすめします。
これからブログを始めようとしている人向けに「ブログ運営ならどのサービスがいいか」を目的別に紹介しています。ぜひ、併せて読んでみてください。
★ここで注意したい★のが、
ブログとはいってもWordPressによるブログ構築かブログサービスによるブログ運営かでこれらのメリット・デメリットに当てはまらない場合があります。
はてなブログやアメブロなどのブログサービスの場合は、noteと同様にブログサービス上でのアカウント作成・ブログ運営であるため資産性は低いです。
一方でWordPressは自身で基盤から構築するため、資産性の高い情報基盤です。
noteとブログを比較する際は、ブログを何で作るかについても考えましょう。
収益化目的でアフィリエイトするならワードプレス(WordPress)一択
ブログサービスにはサービス特有の制約やルールが存在します。
それらのルールは、時には収益化を目指すブログにとって大きな障害となる可能性があります。
そのため、ブログでアフィリエイトを目指すのであれば、ブログをあなた自身で一から作成するWordPressでのブログ作成をおすすめします。
WordPressについて以下記事で詳しく説明しています。
WordPressと無料ブログサービスの違いについて以下記事で詳しく説明しています。
WordPressでのブログ作成手順を以下記事で詳しく説明しています。